なんでかないとる

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アメリカン・ユートピア」を見た。

音楽弱者なもので…トーキングヘッズも実はよくわからず、なんか評判がいいから見てみようくらいの軽い気持ちで見にいったのですが、完全にやられました。なんだろう、うまく言葉にできないけど、むちゃくちゃよかったです。最後の方は、よくわからないけど涙がこぼれてきていました。つまり何も知らなくても泣けるほど幸せな気持ちになれる映画です。まさにユートピア。「一生に一度の、至福の体験」って宣伝文にあるけど、ウソではないかも。いや、ほんと、なんで泣いているのか理由がよくわからんのですよ。歌詞の意味がすっと入ってきて泣いきたのか…確かにメッセージにぐっとくるものはあったんだけど、そういうものでもないような…。とにかく自由なんですよね、ステージが。コード類を一切廃して、舞台装置もなくて、シンプルに演奏とパフォーマンスに必要なものだけ残した舞台。最低限必要なものしかそこにはない。で、そんなライブの形式もふくめてなんだけど、本気で解放された世界を訴えているというか、世界を変えようとしてるんだと思うんですよね、エンターテインメントとか音楽の力を信じて。そこにぐっときたんだろうな。とにかくよかった。デイヴィッド・バーン!!!最高!!ステージが終わってチャリこいで帰っていくのとか超いい。

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