「リーサル・ストーム」を見た。
春の嵐みたいな天候で、風が強くて、雨が横殴りで降っていて、これはこの映画を見るしかない天候じゃないか！？って、悪天候の中を雨に濡れながら劇場に行ってきた。「リーサル・ストーム」、なんて雑なタイトルだ。巨大台風が接近するプエルトリコを舞台に、住民を避難させるために見回りをしている警官が、たまたま立ち寄ったアパートで、強盗に遭遇して、脱出不可能に、そこには警察を引退した元警官もいて、それがメル・ギブソンで、って、それで「リーサル」と。主人公が自殺願望の警官だったりして、一応ゆるーく「リーサル」感はあるんだけど、原題はまったく関係ないし、まんまとやられた感。ま、わかって見に行ったんだけど。嬉しいのは、こういう映画を映画館で上映してくれてるってこと。最初から傑作を求めて見に行ってないし、安定のジャンル映画感満載で、冒頭は「お！」と思わせつつ、途中からツッコミどころで満載で、最後はわかりやすくバカ展開で、超楽しい。わかってらっしゃる！そういう映画。平日の午前の回なのに劇場の席は埋まってて、こういうの求めてる人って意外に多いんだろうなって思った。
