せんちめんたる〜

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なんちゅうか、ほんちゅうか、ちゅうかないぱねま。どうやら今日は日曜日だ。日曜の朝にいぱねまを見ていたのは、もう31年も前らしい。少し頭が変だ。というのも深夜の1時だとか、4時とかに仕事の催促が来たりして、日曜ですよね?っていうか、どこの国との時差だよみたいな、そんな状況なのにも関わらず、仕事と全く関係のない無駄なことをしている。はっきり言って自分もで狂ってると思う。今回はさすがに無理かなと思ったけど、こんなときだからこそやるというのもある。その関連で朝の5時から「メガゾーン23」を見る。ヒロインのルームメイトが死ぬ時に言ったセリフが「なぜなの?…」だったか、「どうして…」だったか、どっちだったか思い出せず、見直すことにした。もうこの作品を初めて見てから35年も経ってることにびっくり。子どもの頃に見たからか、妙に描写が頭にこびりついてる作品だ。タレント志望のヒロインがテレビ局の人間に枕営業をしているときのキスシーンの唾液がねっちょりあとを引く感じとか、ヒロインのルームメイトが突然殺されるシーンの不条理感とか、何とも痛くて生々しくてねっとりしたアニメとして心に残っている。改めて見てやはりそのいびつなバランスに興味をそそられた。80年代の原宿・渋谷の浮かれたヤングの空気感とディストピアの共存。AIアイドルの存在と、彼女が歌う哀愁漂う歌謡曲のアンバランスさ。エロとバイオレンスに板野サーカスまで盛り込んで、とても80分とは思えない濃密さ。スッキリしないどころか、超落ち込む終わり方とか…。翌年パート2が作られるのだけど、同じ登場人物のはずなのに絵柄から何からまるきり変わっていて完全に別作品にしか見えなくなった上に、ぐちょぐちょなゴア描写を盛り込みまくる過激さがプラスされるという理解不能なサービスっぷりで、当時も今も簡単には魅力を説明しきれないとんでもない作品でした。思わず2まで一気見してしまった。ま、そんなこんなで生きてたら週末がこせるでしょう。