すばらしすぎる

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「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」を見た。

「劇場版このすば」である。逃した魚は大きい、いや、大きかったかもしれない、大きかったらどうしよう。そう思って、いてもたってもいられなくて見てきた。車で片道2時間かけて。どうしてそんなことになったのか。この映画、夏の終わりに公開していたことは知っていた。見ようとは思っていた。テレビアニメは1も2も見ていた。近所の映画館でもやっているし、いつでも見れるかと思っていた。でも他に見たい映画が多かったのもあって、後回し後回しにしているうちにいつのまにか上映が終わっていた。それから2ヶ月くらい経って、どうやら最近アメリカで公開されたようで、何となく好評なようなようで、ああ見とけばよかったかな、くらいには思っていた。そんな中タランティーノの旧友で映画監督のロジャー・エイヴァリーが「私のこれまでの映画体験のなかでも最高のひとつ。映画はこの作品のために発明されたと言っても過言ではない」と絶賛している記事を見て、とんでもない作品を見逃してしまったのではないか、もしかしたら人生最大の失敗をおかえしてしまったのではないかと、そんな思いにかられた。上映館はないか?調べてみたら都内で一箇所、多摩センターのイオンシネマでやっている。ナビアプリで調べたら車で1時間半くらいで着くみたい。で、上映終了日は、きょ、今日だとー。上映開始時間は…15:45。今は14時。こ、これは、仕事なんてしてる場合ではない。今すぐ行かなければ。今日を逃したら、一生見れないかもしれない。今行かずしていつ行くのだ。オレの全フラクトライトがイケと言っている。全仕事をほっぽり出して即座に車に乗り込んだ。今から全速力で飛ばせば上映時間ぎりぎりで着くはずだ。いざいかん!!…渋滞でした。そして、カーナビに遠回りさせられました。刻々と近づく上映時間、一向に進まない車、だんだん醜くなっていくオレのカーナビへの罵倒。苦難の末、つ、ついた。しかしもう時刻は16時を少しを回っていた。もう始まって20分以上たってる。しかし、ここまできて見ないで帰るわけにはいかない。発券機でチケットを買おうと思ったら、もう本編が始まってますが、本当に買いますか?と、うるせー買うにきまっとんじゃろがい!劇場に入ったら、始まっていた。カズマたちがオークと戦っていた。でも、お話自体はまだ完全に序盤みたいで、ちょうど劇場版の舞台になる紅魔の里に着く前だった。そうだ、ここはイオンシネマだ。予告がやたら長いんだった。ありがとうイオンシネマ!そんなわけで、見ました。このすば!すばらしかった!すばらしい劇場版でした。いや、ほんとに。もうね、今年ベストです!!個人的に。それからまた2時間かけて家に帰って、仕事に追われましたが、最高の一日でしたよ。オレに祝福あれ!!※あ、映画「このすば」。制作がテレビ版のスタジオディーンじゃなくて、JCスタッフになったんですね。JCと言えば「ダンまち」の劇場版もすばらしかったですからね。劇場版はJCですね!