いえをたてれば

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「ハウス・ジャック・ビルト」を見た。

こんなに見るのを躊躇して、見るかどうか迷った映画もあまりない。18歳未満禁止で、殺人鬼もの。見たくないものしか写ってないに決まってる。残酷描写とか、ほんと苦手なんですよ。迷いに迷って、イヤなら途中で帰ろうくらいの覚悟で見てきました。案の定、とんでもない映画でした。あらゆる最悪を詰め込んだような映画でした。ただ思っていたのとは全然違う映画でした。自己構築と芸術についての映画でした。そして恐ろしく質の悪いコメディ映画でもありました。見終わって残る余韻は何とも不思議な痛快さでした。もちろん無事見終わってほっとしたというのも大きいです。マット・ディロン演じる主人公ジャック、最狂でした。勇気を出して見てよかったです。