てんちょうです

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「空母いぶき」を見た。

クリスマスイブの前日、12月23日。舞台はコンビニ。中井貴一演じるコンビニの店長がクリスマスの人気商品である店長特製クリスマスブーツを作っている。紙でできた長靴にお菓子と直筆の手紙を詰めていく。丁寧に心を込めて作っている。あと何百個作れば終わるのか、途方もない数の長靴とお菓子がつまれている。世界中のチョコが入っているから、お菓子の数を間違えたら大変だ。手紙も全て違うメッセージを手書きで書かなければならない。それを楽しみにしている子供たちがいるから手を抜くわけにはいかない。耳栓をして集中力はばっちりだ。朝までに何百個作れるだろうか。レジや店の対応はバイトに任せておけば安心だ。店長はひたすらクリスマスブーツを作り続ける。それがコンビニ店長の使命なのだ。しかし、いつの間にか訪れた睡魔に打ち勝つことができず、眠りに落ちてしまう。座ったままの姿勢での睡眠は、この年齢にはあまりに酷だ。店長はなかなか目覚めることなく、気がつけばクリスマスイブの朝。起きて店に出て驚く。コンビニ中の商品がなくなっているのだ。バイトの2人は死んだように床に倒れている。一体、何が起きたのか? そういう映画だったような、ちがったような…。