「僕たちのラストステージ」を見た。
ローレル＆ハーディの晩年のイギリスツアーを映画化。不勉強ながら全くこの2人のことを知らなかったのですが、サイレントからトーキーになる頃に大人気だったお笑いコンビだったのですね。この映画の舞台は1950年代でもう人気は下火になっていて、だから用意されてる劇場も小さくて、客もまばらで、宿もボロ宿で、何とも哀愁漂う落ちぶれた老人2人のロードムービーになるのかなんて思っていたら、この2人の何とも愛らしい人柄と、彼らの生み出す笑いのセンスの良さと面白さで、環境が変わっていく成り上がり映画でした。とにかく終始ニコニコさせられっぱなし、ほっこりしっぱなし、終わる頃には永遠にこの2人の掛け合いを見ていたいほど大好きになってしまった。そして、ラストステージはもう信じられないくらい泣きました。なんて気持ちの良い映画なんだろう。大好き！！！そんだけ。
