しぬほどこわい

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 「ウトヤ島、7月22日」を見た。

まったく息がつけなかった。まともに見てられないほど怖かった。怖すぎる。何この映画?な、ワンシーンワンカットの72分。画面には具体的な事は何も映ってない。何が起きているかもわからない。銃声が鳴り響き、人が逃げ惑う、ただそれだけ。誰が発砲しているのか?果たしてそれは銃声なのか?それを確かめることすらできないような騒然とした状況。とにかくわかるのは、とんでもないことになってること、もしかしたら自分はここで死ぬかもということ。これは訓練か何かじゃないの?なんていう思いもよぎる。見せない、見えないことが、本当にそこにいるかのような地獄のような追体験をさせてくれる。Netflixで「7月22日」を見ていたので、起きること自体は分かってはいたのだが、いやだからこそかもしれないけど冒頭の何も起きてないところから、ずっと恐怖しかなかった。いやー、ほんと怖かったー。