はしごっした

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スモールフット」を見た。

まだ公開間もないはずなのに、朝8時代の上映1回きり…。やってることすら知られてない感がありますが、超面白かったです。雪男(イエティ)と人間の交流話かと思いきやなかなか深いテーマに切り込んできていて、すごくいま見るべき映画になっていました。ミュージカルコメディとしての完成度も高いし、とにかくキャラクターが魅力的で面白い!世界感のデザインもかなりイケてます。なんで流行らなかったかな〜。

ここは退屈迎えに来て」も見た。

冒頭、ほぼ車の中での会話シーンで時代も人物も違う4つのシークエンスが入り乱れて進んでいくのだが、この雑多に出てくる人たちがやがて一つにつながっていくのが実に気持ちのいい映画だった。高校時代に圧倒的なカリスマとして魅力を放っていたある男子生徒とその周囲にいた人たち、いわゆる「桐島部活やめるってよ」的な物語のその後を描いた作品。そこに桐島自体を登場させてしまったことで少しカリスマ度がそがれる気はしたけど、好きな役者しか出てなかったし、かなり好きな映画だった。

「ザ・アウトロー」も見た。

銀行強盗ものの犯罪映画。出てくるヤツらクズばっかで、こういう映画大好き!な雰囲気。狡猾なようで、本当にそうなのかよくわからん犯罪集団ではありますが、すさまじい武装集団であるのは確かで、ドンパチはかなり壮絶です。そこでやるの?っていうクライマックスはドキドキしました。一応それなりにちゃんとオチもついてきますが、そんなの関係なく、雰囲気だけでこういうのはいいのです。

ルイスと不思議の時計」も見た。

これは4DX用のアトラクション映画として作られたんですかね…。通常上映で見てしまったのが失敗だったのかもしれません。イーライ・ロスっぽさが完全に消されているように見えるのは、年齢制限という縛りがあまりに強力な呪いだったからなのか、それ以外の原因があるからなのか…。それでもゲロと糞尿を散りばめてくるのは意地なんでしょうね。ま、でも、こういう感じの子ども映画って懐かしいな〜って思ったりもして、見て良かった映画ではありました。