おもったとおり


ヴェンジェンス」「亜人」「僕のワンダフルライフ」とはしごした。どれも良い意味で思ったとおりの鑑賞感で、期待通りに楽しませてもらいました。ヴェンジェンスは、ニコジ定番のジャンルもので、こうだろうなって思ってたら、まったくその通りになる映画なんだけど、悪党を成敗するところの手際のよさがあっけなさすぎて新鮮で面白かった。で、作中最も頭にきてぶっ殺したくなるあの人が最後妙にかっこよく見えたりして、これはなかなかのひろいものでした。「亜人」はアニメの第2シーズンで一番面白かったところがしっかり再現されていて、短い時間にコンパクトにまとめられていて、あれ?って部分は多いけど、これはこれで十分に楽しかった。綾野剛の佐藤は見事な配役というか、全然設定と年齢が違うのに成立させている綾野剛の力技がすごかった。ただ、佐藤がやってるゲームがNEWスーパーマリオっていうのが、あまりにも…クリボー踏みつぶして「はい、何人殺した」はないでしょう。アニメ版はスペランカーで、そっちの方が断然気が効いててよかった。「僕のワンダフルライフ」は、ラストなんだかよくわからないうちにまんまと泣かされてしまって、さすが犬監督! いや、でも犬映画ってHACHIくらいしかなかった気もするけど、とにかくこれ犬好きにはたまらんだろうな。ああ、おなかいっぱい!