つみのかさなり


「愚行録」を見た。全体のいや〜な感じを予感させるファーストシーンのバスのくだりから、悪意なく人を見下す言葉をさらりと吐く人たち、満島ひかりのラストの長い独白の淡々とした強烈な後味の悪さ、ずっとにぶくイヤな感じで重い映画だった。全体のグレーなトーンの画調も好みでした。久々に予告も見てなくて、前知識も何もないまっさらな状態で見れたので、すごく楽しめた。やっぱり映画はこの状態で見るに限る。