うしろのせきが


「メン・イン・キャット」を見た。劇場で後ろの席に座った女性が少しにぎやかな人で、「あら、大変ね〜」「ま〜猫ちゃん、かわいいわね〜」「これ、どうなるのかしらね〜?」「きゃはははは」と、となりにいる人に話しかけているのか、いちいち映画に反応しては、大はしゃぎで映画を見ていて、そんなにイヤな感じでもなかったので、それほど気にしてなかったんだけど、帰り際にふと振り返ったら、一人で来てたみたいで、あんた一体誰としゃべってたの?って感じでした。で、次に「イタズラなKiss THE MOVIE ハイスクール編」を見たんだけど、後ろの席に座ったのが母と恐らく6歳くらいの男の子の親子で、お母さんの趣味に付き合わされて見に来た子どもが、退屈して騒いだら面倒臭いなと思ったら、冒頭、家が倒壊するシーンで「この映画、怖いけど面白いね」と微妙に安っぽいシーンに応援とも言える一声を飛ばすと、その後も2人がもつれて転ぶシーンで「壁ドン!」と、微妙にズレたツッコミを入れては、いちいち笑わせてくれて、なかなか楽しかったです。