まんがすげえ


「淋しいのはアンタだけじゃない」1巻を読んだ。FAKEを見た帰りに立ち寄ったコンビニでたまたま見つけた漫画で、聴覚障害佐村河内守氏のことを取り上げたドキュメンタリー漫画。さすが吉本浩二!という真摯な取り組みと、音が聞こえないということをすごく丁寧に描いた作品で、偶然見つけてよかったなと思う。この漫画の1話目で聴覚障害の方が、「学校よりも漫画が僕らの先生だった」と言っていたのが印象に残った。擬音を「見る」ことで世の中には色んな音があることを覚えたのだという。なるほど!と思った。少し話はそれるけど、昔から音というか、音楽と漫画は親和性が高いなと思っていて、「BECK」なんか映像化もされたけど漫画の時の方が曲は素晴らしく聞こえていたし、ジャズ漫画の「BLUE GIANT」だって、音がないからこそあの熱量が伝わってっくるんだろうなって思っていたりする。朝から漫画ってやっぱりすばらしいなと思った一日の始まりでした。