卍りべんじゃーず

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「東京リベンジャーズ」を見た。

ヤンキー+タイムリープものっていう、おじさんたちが大好きなヤツ。代紋TAKE2と違って行ったり来たりできるのがいい。原作と違って戻る時代の設定が中学生から高校生に引き上げ足られているのは、10年後と同じ役者が演じるのだからしょうがないけど、むしろ高校生の方が設定的には無理がない気がする。この映画、設定は違えどマンガキャラにどんだけ近づけるかの再現バトルのような楽しみ方は十分にできる作品で、その意味では頭一つ抜きんでているのが、ドラケンの山田裕貴だ。これはまさにドラケンだ。どえらくかっちょええ。おいしいところ全部一人でもっていってる。山田裕貴は「ここは今から倫理です。」も最高の存在感だったし、声優で出てた「100日間生きたワニ」でのウザい感じも絶妙だったし、ゴーカイブルーの頃よりもどんどんよくなってきてる。三ツ谷隆はマンガよりむしろマンガっぽい…というかイケメン度が上がってて、眞栄田郷敦は何次元の人なんだって感じだ。マンガ超えなイケメンをながめつつ、マンガよりも眼がデカい今田美桜に驚愕する。新世代の人類の進化を堪能する映画だった。

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ひゃくにちごです

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「100日間生きたワニ」を見た。

近所の映画館で上映時間を調べたら、朝7時50分から1回だけの上映…。7時台…。がんばってみてきました!5時前に起きてルーティーンを終わらせて、本も1冊読んでからの映画!そして映画が終わって、映画館を出てもまだ9時という。超エクストリームな朝活。さすがに7時台の映画館、誰もいない。客は自分1人かと思ったら、上映開始直前にもう1人入ってきた。しかも一番前の席に座った。途中で気がついたけど、もしかしてリピーターですかね。どうもそのポジション、劇中の映画館のシーンでワニくんが座っていたポジションに近いような…。気のせいかもしれませんが。で、映画ですが、よかったです。なるほど、これは原作のエッセンスをなぞりながら、きちんと映画として語り直された別の作品だ。突然大切な相手がいなくなることの喪失感と、それをどう乗り越えていくのかってことを押しつけがましくなく自然に描いていて、個人的にはかなりぐっときた。梅雨が明けて夏になる頃に見るのにちょうどいい作品で公開時期もよかったのでは!? 先入観で見ないのはもったいないかも。

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あまくてつうれつ

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「プロミシング・ヤング・ウーマン」を見た。

見事な映画だった。女性によるくそったれ男共への復讐劇ということでポスタービジュアルの雰囲気から、エグい描写の血まみれちょん切り映画なのかと思ったら、どちらかというと正反対の映画だった。オープニングで写されるのは、バーではしゃいで飛び跳ねる中年男どものだらしない下半身の映像。ふつうに服着て跳ねてるだけなんだけど、とにかくだらしなくて気持ち悪い。この映画のすごいところは、余計な説明を一切省いて、直接的に何かを見せることもほとんどないところだ。何が起きたのか、何が起きているのか、こちらの想像力にゆだねてくる。彼女が果たしていく復讐も最後までは見せない。逆にそれが怖い。でも全然わかりにくい映画じゃない。むしろきっちり娯楽映画している。ただ娯楽映画として簡単には終わらない、それだけの力を持った映画になっている。じつに見事だ。

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せがのげえむは〜

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セガサターンを発掘した翌日に買ったことすら忘れていた「セガハードヒストリア」なる本が届いた。いや、ほんとにすごい奇跡的タイミング。予約・注文したのは去年だったらしい。この本、セガハードの専門誌の歴史を一冊にまとめた本なのだけど、とにかく情報量と熱量がすごい。おまけにメガドラのゲームもメガドラのフィギュアもついてくる。さすが定価16500円。それにしても始まりになった「BEEPメガドライブ」創刊号の頃の作りのいい加減さ。ファミコン全盛時代に「じゃないほう」で作った雑誌だけあって、表紙の作りから行き当たりばったりで、時代の大らかさもあるんだろうけど、良い意味でゆるくて尖ってる。セガ専門誌をきちんと買い始めたのはセガサターンマガジンからだったけど、そこにいたるまでの歴史から、終わっていくまでの道のりを追っていくという…ひとつの文明のはじまりとおわりを俯瞰する歴史書のようだ。まだざっとしか読んでないけど、これは良い。じっくり読まなければ。

 

どせいほりおこし

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土星を掘り起こした。1週間で3回も実家に行くことになってしまい、これはついでに何かするかということで、奥底にしまいこんでいた「セガサターン」を引っ張り出した。触るの20年くらいぶり。ほとんど処分したと思っていたゲームも100本くらいは残っていた。目的はというと、サターン版の「エヴァンゲリオン」のゲームをプレイし直したいくらいの軽い気持ちだったんだけど、掘り起こしたお宝の山を前に、サターン魂が完全にオンになってしまった。中には未開封のゲームもある。そのうちの一本が「奥菜恵 恋のサマーファンタジー ~in 宮崎シーガイア~」 という恋愛アドベンチャーゲームで、なんでこんなのを買ったのか全然覚えてないけど、未開封ってことは、買ったけど興味が湧かなかったか、未開封のまま後世に残そうとしたのか、当時の自分に聞いてみないとわからない。お目当てのエヴァンゲリオンについては、きちんと「1st Impression」も「2nd Impression」も「デジタカード・カード・ライブラリ」も「エヴァと愉快な仲間たち」も美しく保管されていて、さすが20年前の自分!ほめてやりたい。よくやった。って、あれ、このサターン動くのか!?・・・・動きました。そして、これ、2台目に買ったVサターンだ。それにしても、まさかサターンに2021年の日付設定を入力する日が来るなんて…。それにしてもすごいソフトがいっぱい出てくるなー。「安室奈美恵 デジタルダンスミックス」とか「サイコトロン」って何これ…CIAがKGBの秘密兵器を探る超能力アドベンチャーゲームハマコーこと浜田幸一が声優に挑戦??なに?こんなの覚えてない。鼻血出そう。しばらくサターン漬けな毎日になりそうな予感だ。

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てがいたくなった

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デビューからずっと応援している桑原拓選手の初のタイトルマッチということで気合いをいれて応援にいってきた。勝てば日本チャンプ。これまでの人生でスポーツ観戦を楽しむってことが一度もなかたんだけど、偶然知り合った若者が超強いボクサーだったってのがきかっけで応援するようになって、毎試合見に行くようになって、初めてスポーツ観戦の楽しみを知った。その意味では今回は初めてスポーツ観戦でくやしさを知ったってことになる。しかし、素晴らしいファイトだった。応援の声は出せないので、必死で手を叩いた。詳しいことはよくわからないけど、挑んでいったからこそのラストだったと思った。最終ラウンド残り10秒のところでの決着。心臓がどうにかなるかと思った。でも、いいものを見せてもらいました。最後、意識をなくしていたけど、大丈夫だったのか…。とにかくゆっくり休んでください。

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