ひといっぱいです

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」を見た。

なんだか、街は人であふれかえっていて、どうやら閉じこもりにも飽きたのでしょうね、世の中は三連休だったみたいですし、そりゃ外に出て消費活動もしないと、色々回りませんよね。レストランもあんまり咲いてない桜の下も人でいっぱいでしたが、ハーレークインのIMAX版は、人がかなりまばらでした。さて、シリーズ化なるか!?あ、ぼくは好きですよ、この映画。警察署襲撃のとことか、最高でした。あと、人の足の骨を折るのが、もう、痛い!

かたらいたくなる

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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を見た。

東大安田講堂事件の数ヶ月後、東大の教室にてこんな討論会があったなんて、この映画で初めて知った。左翼VS右翼、過激な学生軍団と肉体派にしてスパースターの文豪。何ともスリリングで面白そうな題材じゃないか。教室の前の張り紙には三島をゴリラに見立てて揶揄するポスターが貼られ、始まる前からバチバチと火花が散っている。そして討論が始まるのだが、これが想像していたようなものとは違ってはいた。だけどむしろそれがよかったように思えた作品だった。何とも優しい内容だった。学生たちの頭でっかちにも思える問いに対して、三島がものすごく誠意を込めて、ありきたりの言葉ではなく、実感を込めて同じ土俵で語り合おうとしている姿に、何とも言えない優しさを感じて思わずうるっときた。世代を超えて、敬意と誠意を持って語り合う、何とも美しい話ではないか。ただそれも三島によるパフォーマンスの一環でもあるようにも思えるのだけど、実に面白いドキュメンタリーでした。なにより、こんなフィルムが残っていたことに驚いた。

まったりあつもり

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「あつまれどうぶつの森」を始めた。久々の森だ。釣ったり、つかまえたり、掘ったり、植えたり、まったりだな〜。マイホームを建てて、明日には博物館ができるのか。てっこうせきが集めきれなくて、商店はまだ建たない。ん?なんか最近ゲームばっかやってるな。ま、いいか。

ぴぃしぃえんじん

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ヤバいっす。エモいっす。PCエンジンミニが想像以上の代物でした。脳が最高に喜んでます。楽しみにしてた「あっぱれゲートボール」は、ま、それなりに、だったんですが、とにかく入ってるゲームがことごとくいい。いや、これはほんと最高です。初めてやりましたけど「スプリガン mark2」っていうゲーム。ロボットもの横スクシューティングなんだけど、ドラマパートが8ビットのドット絵の限界に挑戦していて、ちゃんとSFロボットアニメしている。ドット絵でフルボイスのアニメ。これ、最近のインディー系で出ているゲームにも通じる感じがあって、なんだよ、ここに一番好きなものがあったんじゃないかと。その極みが「スナッチャー」ですね。こういうゲームはハードのスペックが上がって、どんどんアニメっぽくなっていって、そのうち本当にアニメになっちゃって、当時はその進化に驚きつつ楽しんでいたけど、いま見るとこのドット絵の世界感の方が古びて見えなくて、逆に新しくも感じるという。久々にやった元祖「ときメモ」もやることがシンプルで楽しいし、いや、ほんと、これは良い買い物でした。おかげで睡眠不足です。色んなミニが出たけど、これ最高傑作ミニじゃないですか。

えいとびーっと!

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やつがきた。朝、宅急便で荷物が届いて、何じゃろと思って開けたら思わぬものが入ってた。「PCエンジンミニ」。そういえば去年の夏頃にポチったのだった。完全に忘れてた。それにしても、すさまじいラインナップ。PCエンジン版の「YS1&2」は数あるハード版の中で一番好きなバージョンだし、「天外魔境Ⅱ」は最近PSvitaでやったばっかりだけどやっぱり嬉しいし、元祖オリジナル版「ときめも」も懐かしいし、「スナッチャー」も久々にやってみたい。「ネクロマンサー」も何年か前に途中でプレイ放棄してしまったので、今回こそエンディングまで遊びたいし(まだ攻略本も残してある)、何よりも「あっぱれ!ゲートボール」を遊べる幸せ。いまだファミコンスターウォーズでヤビンから脱出できてないけど…。今日からPCエンジンに進化させていただきます。ま、同じ8ビットだけどね。

きょうてきすぎる

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不条理すぎる!!!そのせいで眠れない。とにかくファミコンゲームの難しさ。これ絶対クリアさせる気ないだろうってレベルで難しすぎる。むかしやってて、絶対クリアできないと思って途中で放り出したゲームに30年以上経ってまた向き合ってるんだけど、これを深夜にはじめると頭に血が上って全然眠れない。スターウォーズ、こいつは強敵です。

おきてみるあれだ

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「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」を見た。

もしかしたら、長年観たかった映画はこの映画だったんじゃないか?そのくらい個人的にピタッとくる映画だった。ただ困ったことに、どう人に勧めたらいいか悩んでしまう映画でもあった。面白い映画ではない。むしろ眠かった。とにかく前半はけだるくて退屈で、どうなることかと思ってたんだけど、それこそがこの映画の装置の一環だとわかって後半で目が覚めた。そういう映画だった。見る前に知っていた情報としては、中国映画であること、途中から3Dになること、この2点だけ。残念ながら自分は2D版を見たのだけど、それ以外は何も知らなくて、冒頭は男が女を探す話なのはなんとなく分かったんだけど、要素が断片的で何が起きているのかわからなくて、正直あまり面白くなかった。何で無理して時間作ってこんな映画見にきたのか後悔してた。ただ、ちょうど1時間くらい経ったところで、いきなり空気が変わって目が覚めた。ここで突然タイトルが出る。つまりここからが本編なのだ。どうやらここから3Dになるらしい。それだけでなくてワンシーンワンカットの映画になる。本当に映画が変わるのだ。そしてここからの映画体験こそが、この映画の全てと言っていい。そして前半のあの気怠くて眠たい雰囲気が、意図的であったのではと思う。なるほど、そういうことだったか。前半で出てくるキーワードがここら先で活きてくる。この感覚、知ってる。きっと誰もが知っているあれにちがいない。何という映画、何という映画体験なんだ。惜しまれるのは2D版を見てしまったことだ。どれほど体験として変わるかは別として、これは3Dで見るべきだった。しかし、いずれにしてもこれはずっと見たかったアレにちがいないのだ。すごいものを見た。